2019年4月23日火曜日

モレスキンが好き

書く瞑想を始めました、と書きました。
ここで使うジャーナリングノートは、何でもよいのです。好みのノートを使えば良し。
私が使っているのは、モレスキンのポケットサイズです。


ビニールのカバーを外すと、吸いつくような独特の手ざわり。
あー、やっぱりいいなあ。

紙は裏抜けするだの色々な評判がありますが、硬すぎず、柔らかすぎず、ページをめくっているとほっとする。
あれこれノートを使ってみても、やっぱりモレスキンに戻ってくる。特に、持ち歩き、最後は保管するノートはモレスキン。

ノートを選ぶ基準は、人それぞれだと思うけれど、私は紙質が良すぎるノートは苦手です。
少しザラつきがあって、軽い紙が好み。

そうなると、日本のメーカーのノートは選べない。紙質が良すぎるのです。外国製でも、bullet journal で人気のロイヒトトゥルムは苦手。

一番好きなのは、Meadのノート。米国の学生さん御用達の安いノートです。
アメリカに行くと、コンビニに行って買って帰る。そして、ガシガシ使う。

紙質と思考がリンクしているらしく、Meadやモレスキンの紙だと、アイデアが次々わいてくる。考えごとをするのに、ぴったり。
単に紙質が悪いわけではなく、紙に味があるのだ。

できれば国産品で、味のある紙のノート、ないだろうか。

2019年4月14日日曜日

書く瞑想

今年始めたことのひとつ。
書く瞑想です。
キッカケはこの本。


なんとなく不安定な気分が続き、このままだとまずいなーと思っていた時に知りました。
不安定の原因ははっきりしているものの、どうしようもない。こんな状態を持て余していたので、「書く瞑想」というキーワードにひかれて、年明けから始めてみました。

特に大きな決まりごともなく、自由に書くだけですが、続けていくと、だんだんに落ち着きを取り戻してきたのを感じます。

ジャーナリングには、3種類あります。
・重要な課題に向き合う耐久レース型のジャーナリング(20分間)
・日常の内省を深めるための中長距離走型のジャーナリング(10〜15分間)
・短時間で心身のコンディショニングを行うための短距離走型ジャーナリング(5分間)

短距離走型のジャーナリングをすることが一番多いけれど、書いているうちに中長距離走型に突入することもしばしば。
やはり書くという行為は、癒しである。

2019年4月2日火曜日

春にして君を離れ アガサ・クリスティ


自分だけが正しいという人、いるでしょう?
何事にも自分の考えを押し通し、それは全て自分の良識からきているもので、相手のためだと信じている。
相手の気持ちや状況はおかまいなし。なのに、自分ほど相手のことを考えているものはいないと言う。

アガサ・クリスティというと、サスペンス小説の印象が強いが、この小説は毛色が変わっている。
心理サスペンスとでもいうか、誰も死なないし、名探偵もいない。

主人公のジェーンは、娘の病気を見舞った帰り。
天候不良で足止めされた土地で、ひとり考える時をもつ。そもそも娘の見舞いも、娘さんが「来なくていい」と言うのを、「母親の手が絶対必要。行けば絶対感謝されるはず」と強引に行ったもの。
万事この調子で、夫の農園経営の夢を諦めさせ、娘の結婚相手に反対する。

たしかにジェーンは一生懸命ではあるものの、周囲からみれば、敬遠対象であり、皆が冷めた目で見ている。
そんな中、夫は妻を哀れに思うのか、「poor little Jean.可哀想なジェーン。」と呼ぶが、妻は何故そう言われるのかわからない。

「君はひとりぼっちだ。ああ、君がずっとそれに気づかずにいられますように。」

ひとりぼっちのジェーンと、それに気づかないジェーンと、哀れなジェーンを受け入れ見守る、しかし心は別の亡くなった女性にある夫。
このまま人生を共に歩いていく夫婦。

結局、自分だけが正しいと思っている人は、ひとりぼっちなのだ。
そして、ジェーンと同じ人は、そこかしこにいる。

哀しく、恐ろしい小説である。