2018年8月26日日曜日

「君たちはどう生きるか」

話題の書。
図書館で4ヶ月待ちでした。
コミックの方は、さらに待ち行列が長く、今から予約すると604件待ち。
私は昔ながらの岩波文庫を予約していました。


年季を感じます。
本文には昔のフォントが使われていて、読みやすい。

内容についてはいろんな人が、いろんなことを書いているので省くとして、この本を読む人はどんな人だろうか、と考えた。

なにせ古い本である。東京都が、まだ東京市の時代。
急に話題の書になったのには、池上彰さんの影響によるものと言っていい

池上彰さんのお勧めがあり、コミック版がでて、
「なんか流行ってるから」とか、
「池上さんがいいって言ってたから」とか、
「いい本ときいたから、子供に読ませたい」とかの理由が多いのかな。

この本は、なんだか道徳の授業で見ていた番組を思い出す。
結論が出る前の状態で話が終わり、「あなたはどう思いますか?この後、どうなると思いますか?」という観点で話し合う。

ということは、流行りだから読もうとする人にこそ、必要な本なのかもしれない。
自分ならばどうするかを考える。
ま、「流行りだから読む」->「読んだ」で、終わっちゃうかもしれないけどね。