2014年4月29日火曜日

日本編物手芸協会展

金曜日、丸の内の丸善によったら、展示会場で「日本編物手芸協会展」をやっていました。
入場無料。
わくわくして行ってみたら、お客さんは誰もいませんでした。
夜の8時過ぎですものね、編み物をする人はおうちで編んでいる時間ですよね。
おかげで自分のペースでゆっくりと観ることができました。

丁寧に編まれたセーターやカーデガン。
ワンピースやセットアップスーツもありました。
うーん、すごい。
いかにも昔の手編みという作品もあるけれど、それはそれで可愛い。

手編みのウェアは、どうしても裏側をみたくなる。
触らないでくださいという札もないし、いいのかな。
べたべた触るのはだめだと思うけど、ちょっとめくるくらいならいいかも・・・ちらっ。
さわっちゃ駄目だったら、ごめんなさい。
裏の始末もきれいでした。感動。

ショールや小物には値札がついていて、購入することもできるようです。
アクセサリーもかわいらしかった。
毛糸のモチーフがついたアクセサリーって、ほこっとしていいですね。
撮影OKだったら、写真をとるところなのですけど、はっきり「撮影禁止」とありました。

編み物と刺繍を組み合わせた作品もあって、面白い。
手芸って、本当に自由で楽しいものです。

圧巻だったのは、手編みのウェディングドレス。
雑誌やネットの写真ではみたことがありますが、実物をみたのは今回初めて。
モヘアが入った細い糸、合太くらいかな?総レース模様で丹念に編んでありました。
とっても素敵で思わずうっとり。
軽い糸だから、レース糸で編むより軽いのでは?
ふんわりしたデザインで、このドレスを着る人は幸せだなあ。
モデルさんは、いるのかしら。

気に入った作品をもう一度みたり、結局会場を3周して帰りました。
すごい作品、工夫を凝らした作品があって、楽しかった。
仕上がりの美しさをみて、基本の大切さも感じたし、編み物は奥が深いな。

それにしても手編みのウェディングドレスは素敵でした。
また見たい。