先日、メビウス風スヌードを編んだと書きましたが、このスヌードを編んだのには、訳があります。
長く愛用していたウールコートの肩や袖がすれてしまい、この冬、コートを新調したのです。
お安くなっていたのもあって、チェスターコートを買ってみました。
ところがところが、早速通勤時に着てみると寒い!
コートの中を冷たい風が吹き抜けます。
試着したのは暖房のきいたお店だったからわからなかった。これではコートなしでも同じ。
ネットで調べてみると、チェスターコートは寒いという記事が沢山あって、防寒の技が紹介されていました。
そうだったのか。チェスターコートは寒いのね。
コートの二枚重ね。中に薄手のダウンを着る。
んー、ならば最初からダウンコートにする。
マフラーなどで首元をガードする。
これならできるかな。
スヌードで首元と襟周りをガードして、上半身の寒さは解消できたものの、下半身がどうしても寒い。
座るとパカッと前が開き、太ももが見えてしまう。
立っていても、風がスースー抜ける。腰から下が寒い。
私は下半身が寒いとダメなのです。
寒さよりファッションを優先させるお年頃は、とうに過ぎているのですから。
どうにも我慢できず、チェスターコートはギブアップ。ウールコートを復活させることにしました。
一番痛みが激しいのが肩。
これは無知な自分がとにかくいけない。
ウールコートなのに、肩にバックを下げていた。
お直し屋さんでも、これは修繕できませんと断られたので、自分の手にはおえない。
では傷んだ部分をおおってしまえ、とスヌードを編んだのです。
結果、とても良い具合に。
春や秋には大判ストールでおおってもいいかな。
やっぱりコートは暖かくないと。
あとは袖口の擦れなのだけど、最近耳にするダーニングを試してみようかな、なんて思っています。