パッケージデザインを見るのが好きです。
特にコスメのデザインは美しい。
昔のパッケージって、手をかけて丁寧にデザインされているように思う。
フォントも手書き風だったり、凝っている。
そんなレトロコスメのデザインが堪能できる本がこちら。
とりわけ目をひいたのは、右上にある「MENTHOLATUM」とあるチューブ。
まるでロクシタンのような風情ではありませんか。
これは、メンソレータムの1929年のデザイン。
あの緑色を基調にした、可愛らしい女の子がこっちを向いているデザインとは全然違う。
現在のデザインも好きだけど、オシャレ度でいったら1929年版の方がずっといい。現在のデザインは、クリームというよりお薬のイメージですもの。
さらに遡って、日本に入ってきた頃の1898年デザインがこちら。
ものすごくオシャレ。
容器もプラスティックではない。陶器か、アルミか。
このデザイン、限定版でいいので、復刻してくれないかなあ。
すごく好き。

