今年はカリグラフィーに挑戦しようと思って、通信講座や道具などを調べていました。
カリグラフィーには、カリグラフィー用のペンがあり、インクもいろいろ。
道具をだいたい調べたところで、実際にどう書くのかなと、動画を探してみました。
するとそこでは、なんと日本の筆ペンが使われているではありませんか。
手帳やカードにオシャレな字を使いたいと思うのは、日本も海外でも変わらないらしく、タイトル文字をささっと書くのに筆ペンがよく登場するのです。
人気なのは、呉竹の「筆の助」。
ん?街の文房具店では、見当たらないんですけど。
筆ペンは宛名書きに使うもの、日本語や漢字なんかを縦書きで書くものという考えしかなかったけれど、海外ではもっと自由。
アルファベット横文字だけでなく、絵にもどんどん使う。
見方をかえれば、筆ペンはインクが入っている簡易な絵筆。インクの色だって、カラフルにあるし、ラメ入りのもある。ゲルインキボールペンと変わらないバリエーション。
そうか、筆ペンは絵筆の一種なんだ。
試しに手持ちの筆ペンで、イラストや横文字を書いてみました。
味のあるレタリング文字が簡単に書けました。
薄墨はグレーの文字に。
日常的にちょこちょこ書くならば、この方が気軽で簡単だ。
目から鱗。
カリグラフィーの道具を揃えたり、講座を受けるのはやめにして、筆ペンを使うことにしました。